asian-sweets2005-10-30

四万温泉で思ったこと。
やることがない。紅葉を見て、お風呂に入って、ご飯を食べること以外。
たいくつ、と思った。


宿は由緒ある建築らしいが、父の好みで、母も私も、古いものに興味ない。
女将が挨拶に来たり、よくできた仲居さんが事細かに気を配ってくれているのさえ、ちょっとうっとおしく思ったりした。


でも、お風呂も、紅葉も、懐石も好きなので、それだけを楽しんだ。
それだけしかしなかったら、なんだか見えてきた。


必要なものって、結構少ないんじゃないかって。
ネットも携帯も手放せないし、世の中で新しいものも気になるし、やることも、知りたいこともいっぱいある。時間はいくらあっても足りないんじゃないかと思っていた。


でも、自分が地に足をついて好きと思えること、を軸に動いていれば、
それ以外は適当に適度にで良いものなんじゃないかって。


自分が満足するツボさえ抑えていれば、それ以外は、まぁいいかー、程度。


必要なものを見極める目を持つと、時間に、色んなものに、余裕をもてるのかもしれない。