華氏911

時間が無くて見れなかった華氏911を先週やっと見た。
デフォルメされてはいるが、一番の衝撃は
「NBAの○○選手だってNavy 出身だよ」
そういって、貧困層の少年を勧誘する姿だった。
信じられなかった。

渋井さん曰く、アメリカは機会（＝教育）も結果も平等でない国。
内藤さんのよく言う、カモにする側とされる側。

戦争をしているのはイラクとだけではない。
自国の富裕層と貧困層の戦いという、結果の見えているゲームもつくった。
圧倒的に富裕層の勝ちで、それすら気がついていない人達が映画では描かれていた。

「経済は欲望を数値化したもの」
アメリカのその欲望はあまりにも大きすぎて、闇は深く渦をまいている。
そんな気持ちになった。