仕事の今と昔

元常務とごはん。
先日来社した部下の方より、ストレスたまり気味と耳にし、
依然お世話にもなったし、お久しぶりにお相手。


オジサンの相手は疲れる事もあるが、成程ねぇ、と思う事もある。


NY時代、先輩から言われた事。
ゴルフは当時の日本と違いキャディーさんはいないので、自分の球が飛んだ場所は、すぐわかるようにしておけ。客と行った時には、客の球が何処に飛んだかを良く見ておけ。そしてコースをまわる時は自分が場所を教えてあげろ。日本から来た客は大体分からない。


毎日飲みに行くのは構わないが、行ったなら日本人が集まる飲み屋は商社の人間
以外はどこの会社の人間が来ているかを見ておけ。世相がわかる。当時は日本の
中堅銀行と証券が多かったそう。


自分も初めての場所に海外アテンドした時、ホテルに着いたら、シャワーでも浴びて来て下さい、一時間後に、と言っておき、自分は来る途中に聞きだした客の好みがある店をフロントに聞き、店に行ってみて、客と行く時には行き慣れてるように見せておくのもひとつ。


NYでは女の子を送る時は、部屋の灯りがついて窓から彼女が手を振るのを見届けて
から帰れ。(部屋に行くまでの間に危険があるかもしれないから)


などなど、最近はそういう事を言う人がいなくなってしまったと言う。
そして彼から見れば最近の人たちはそういうことができないらしい。


時代なのかねぇ。


しかーし。
貴重なアフターファイブの時間をおじさんたちのためだけには使えません。
ギブアンドテイクをわからない人は冷たい仕打ちがまってますのよ〜。
お気をつけあそばせ。元常務。聞き上手役は、たまにですからね!