最近のお勉強まとめて1


不動産には興味がある。
昔から。
友人曰く高校のから、この家は東南だから高いとか、なんとか、言ってたというのだから、きっと好きなんだと思う。
ココ素敵な所だなぁ。と思うと、どのくらいだろうという興味がわく。
間取り図と値段を見ているだけで楽しい☆
そういえば、パースでも用もないのに不動産価格を見ちゃったけ。


というわけで、かなり魅かれるものがあり、読んでみた。

データが見やすい!比較しやすい!判りやすい!


以前、レポートを作成する為に、使用したこの本に比べれば、雲泥の差!
2003年まだ、底うったよね??という頃、都心回帰の現象のはしりを調査したデータ。

新しいアーバンライフ―都心3区の消費者意識

新しいアーバンライフ―都心3区の消費者意識


数字だし、県の図書館から取り寄せたのに比べたら、
絵も、写真も、地図もあり、データの表記も単一で判りやすいことこの上ない!
それが書店で手に入るのだから、つまり、「ちゃんとお勉強しましょうね」という事なのだ。


直近購入の予定もないし、不動産はリートも含め投資の対象ではない。
が、景気の動向や、金利状況を反映するし、たぶんこの国の今後の経済に大きな影響を与えるであろう
少子化問題も映していて面白い。
バブル期は学生で、まだよくわからなかったが、この激変をオンタイムで見れるのはラッキーかなと思う。


  • 資産価値を考えれば郊外の土地は不利

投資行動と関係しており、投資の集中が地下を上昇させ、安定した配当がさらなる投資を呼び込む。
一方で投資対象として魅力がなければ、投資家はすばやく手を引く。
上昇局面では、地下は一番高いことろから上がり始め、下降局面に入ったとしてもなかなか下がらない。ところが地価の低いところは上昇局面でもその反応は鈍い。しかも、いったん下がり始めるとすぐに影響がでる。

  • 町のライフサイクルを見極めること

居住者の年齢層がひとつの世代に集中していたため、ライフサイクルがとても短かった多摩ニュータウン
今再開発をしている港区芝浦は、分譲棟をメインとして賃貸棟もあわせて建設。
賃貸入居者は入れ替わるので、住民層の偏りを防ぎ、常に町の活性化を図る。

  • 終の棲家という発想を捨てよ

転勤、転職をはじめ教育問題、隣人、介護問題、実家の事情など、そこに住み続けたいと思っても住めなくなることも。もし今の住まいを手放し他の町に移らなければならなくなったとき、その資産価値が激減していたら?
人にも、町にもライフサイクルがある。自分が今人生のどのステージにいて、どんなところに住みたいのか。「終の棲家」より「今の棲家」を求めて。しかも「次の棲家」に備えて、資産価値の落ちない伸びる町をみつける。


なるほどねぇ。
この大規模開発ブームの中、どれだけの人が、どこまで考えて購入しているのだろう?
もし、ブームに乗って買ったと思われる人が多いような地域は、将来的な資産価値は下がる可能性が高い?
人口現象と時間の経過とともに町の更なる二極化が進むのでは?
資金がなければ、土地は細分化するし、マンションは耐用年数後の成り行きが・・


今後の動向が気になるトコロ。