2008年9月18日(木)

asian-sweets2008-09-18

【1面】米、空売り規制拡大
    米証券取引委員会(SEC)、全銘柄対象
【3面】米、窮余のAIG救済
【3面】株価が物語る「危機度」
主な金融機関の過去半年間の株価騰落率
ウェルズ・ファーゴ 21.4%
JPモルガン・チェース 1.1%
ゴールドマン・サックス ▲11.9%
アメリカン・エキスプレス ▲13.5%
シティグループ ▲15.4%
バンク・オブ・アメリカ ▲17.8%
モルガン・スタンレー ▲21.1%
メリルリンチ(バンカメによる買収)▲46.1%
ワコビア ▲55.0%
ワシントン・ミューチュアル ▲74.9%
AIG(政府管理下に) ▲90.6%
リーマン・ブラザーズ(破綻) ▲99.1%
【7面】リーマン向け債権 国内主要銀3200億円
    1400億円保全なく
主要行のリーマン向け債権(単位:億円)
             債権 うち非保全
みずほフィナンシャル   400   200
(うちみずほコーポレート銀行) 230    30
(うちみずほ信託銀行)  118   118
三菱東京UFJ銀行      273   231
三菱UFJ信託銀行      16    16
三井住友フィナンシャルグループ  1,034   110
りそな銀行         200   200
住友信託銀行        60   60
中央蜜氏信託銀行      150   150
新生銀行          380   380
あおぞら銀行        693   26
合計         約 3,200 約1,400

【7面】国債1287億円発行できず
リーマンが落札した国債について払い込まれなかった為
未発行による一時的な歳入欠陥が発生する


一時期、産油国新興国(中国など)の政府系ファンドがシティなど米金融機関に資金援助をした時があったが、その頃から株価は大分下がっており、かつ、原油価格も落ちてきているこのタイミングで、救済にお金を払う人が不在の為、当面、米株価は低迷するであろうと、大方の見方。