26w4d 通勤緩和の措置


総務部長に妊婦通勤緩和の一環として、通勤経路の変更を希望したところ、「前例が無い」「聞いたことが無い」から出来ないとのこと。今まで、東京本社初妊婦で何も問題なかったのが不思議だったくらいなのだけど、えっ?!こんなところでつまづく?というのが半分、ついに、でたか〜!!と思ったのが半分。が、ここは、まぁ、冷静に。最近は働く女性の為の法律も頻繁に変わるし、私だって妊娠するまで知らなかったことがたくさんあるのだから、ましてや、オッサンには無理と割り切って(本当は総務はそれが仕事だから困るんだけど、ココで争うことより、認めてもらうことが先決なので)、確か法律で認められていることなので、どの法律で決まっているか調べて資料をお渡しします。といったん引きました。先方も、法律で決まっているとなれば、コンプライアンスの問題があるので、無視するわけにもいかないしね。


で、厚労省に即電話をしたら、そういった問題は多いらしく、イキナリ、それは、労働監督基準局に訴えられるとのこと。彼らも忙しいのか自分の仕事から労働基準局にこの手の問題は、早く渡したいのかというようにも多少感じたが、ちょ、ちょっと待って、まだそこまでは言っていないので、一応、会社の総務がそのような法律を知らないという前提で、理解してもらえるような正式な資料を総務に提出したい。厚労省サイトのどこに載ってっているどの資料が適切か。またどのページに、その内容と、守らなかった場合のペナルティが書いてあるかを教えてもらい、それでもダメだった場合の最終の方法として、管轄地域の労働監督基準局の連絡先と担当部署を教えてもらった。


教えてもらった内容をそのままそっくり総務に伝えたところ、会社もあわてて社労士さんを呼び出して、検討したらしい。結果、母性健康管理指導事項連絡カードを提出すれば、経路の変更の追加料金は、個人負担になるが、通勤経路の変更と、時差通勤は認めてもらえるようになりました。その後、会社規定に、妊婦の通勤緩和の措置が追加されました。規定追加の事が、掲示板に載った為、皆から、採用されてよかったね〜、と言われてちょっと恥ずかしかったカナ・・


なんだか、こういうのってパイオニアっぽくて、絶対私には無理〜、とか思っていたのだけど、意外と普通に出来ちゃうもんなんだね♪こうやって、先人達がひとつひとつ道をつくっていくことで、働く女性に優しい会社ができあがっていくんだなぁと実感。ぜひ、あとに続く女性が増えてほしいものです♪