前回の「産休開始!!」で、気がつけば、すっかりブログも約1年のおやすみ。


PC使って、ブログを書くという、行為に及ぶ気がしないほど、ある意味、とっても生物的で、人間的な一年だったように思う。


産休開始後に、初の検診で、逆子とわかり、キョーフの予定帝王切開。「自然なお産」に感化されていた私は、生まれるまでは、この世の終わりくらい落ち込んで。いつも、移動しろ〜、移動しろ〜と思っていた、肋骨右下に、ぐりぐりとあった頭は、生まれて頬をつけた瞬間、ふんわりとあったかくてやわらかく、どこからきたのかわからない涙がぽろぽろ。そんな自分に自分がびっくり(笑)
その時に、何が大切って、母子共に無事に出産が一番大事と、当たり前だけど、ココロから分かったのでした。


その瞬間にきっと頭の80%くらいが、入れ替わったのだと思う。


会社生活で積み重ねられてきた、知識や論理的な思考。社会生活の中では必要とされる割合が多いけれど、こと出産、育児に関しては違う。8割が生物的な感覚。残りの2割がそれをサポートする知識や思考な気がした。


思えば、兆候はあった。
つわり期間に、気持ちが悪くなるのは、決まって空腹時。仕事してたりすると、ちょっと小腹が空いても、その場ですぐ食べられる状況になかったり、後回しにしたり。そんなの当然。けれど、つわり期間中は、放っておくと、具合が悪くなるから、すぐに食べれるおにぎりを常に携帯してたっけ。
そして、つわりに対して私なりの結論。
それは、ママになる準備として、その人に足りないものを気がつかせる為にある。私の場合は、ちょっとした空腹程度だけど、カラダの声を無視しては、これからの妊婦&子育て生活やってけないぞ〜というメッセージだったのだと思う。


お陰で、母乳育児中は、ひたすら白いご飯の美味しいこと!カラダがお米を欲っしている!旦那には食欲が以前とは別人といわれたくらい。赤ちゃんはぷくぷくになり、私は食べても食べても痩せる。これは8割の生物的感覚。


逆に2割の知識や思考に助けられた部分は、桶谷式母乳相談室に通ったこと。帝王切開となった事に負い目を感じていた為、母乳育児を成功させることが、母親としての自信に繋がると確信。本当は、母乳でもミルクでも関係ないのだけど、今後の赤ちゃんとの生活を考えると必要、と入院中に助産師さんへ相談し、手配。これは、2割の知識と思考。


お陰で、時々、二人目?と聞かれるくらい、胴に入った赤ちゃんの扱いぶり(笑)で、約1年。子育てサロンや、赤ちゃん連れカルチャークラブ、絵本の読み聞かせ・・区や地域のの赤ちゃん向け活動だけでも、十分すぎるくらい充実していて、本当に楽しい育児生活をさせてもらいました。地域サービスって素晴らしい。


1年経ち、赤ちゃんもおっぱいを卒業。
私もこの平和平和な日々から、徐々に切り替えをしていきます。


お仕事中は、8割知識&思考。
子供とは、8割生物的感覚。


子供の顔をみたら、お家スイッチが入る。


お仕事60%頑張り、おうちで60%頑張り。足して120%。私って、できてるわぁ。くらいの力感覚で。
広い視野で、動じないココロを持って。


そんな、働くママさんになりたいです。